ユーズボウル ボウリング・カラオケ・ビリヤードやゲーム、リラグゼーション施設などが集まった総合アミューズメントスペース!
キューを握る位置は、キューの重心から15〜20cm程度。自分の手の大きさや腕の長さに合うポイントを探してみましょう。
キューをガッチリ握り締めるのはBAD!てのひらの全体で、優しく軽くキューを握り、リラックスしてプレーするのがコツです。
キューを握ったら、目標から15〜20cmの距離にレストを組みます。台の上に空手チョップをして、そのまま小指、薬指、中指で台を押さえます。
中指の第二関節に親指の腹を付け、親指の上に人差し指をのせます。
達人の独り言
キューが握れたら、次は立ち方。個人差はありますが、基本的にショットをする方向に立ちます。
スタンス(立ち方)にはいくつか種類がありますが、いずれにしても右脚と左脚が、開きすぎても、閉じすぎてもダメです。スタンスと上体の動きは切り離せない関係にあるので、上体が安定するとスタンスも美しく決まります。基本形はありますが、体格によって少しずつ違うので、自分にとって楽ちんなフォームを見つけだしてくださいね。
達人の独り言
普通のショットでは、玉を突くときに重心の移動は厳禁。でも、ブレークショットは違います。1個の玉で、9〜15個の玉を散らすとなると、いつものショットを変えなくてはなりません。
そこで、大事なのが、重心を移動しながらする力強いショットです。
- ラックの頂点を狙う。
- 頭は低めに構えてから、いつものショットよりも少し顔を上げ気味に。
- 重心を最初は左脚に、スイングと一緒に右脚に移す。
- 力まかせに突くのではなく、リズムとタイミングを計りながら。
ビリヤードは、屋外スポーツのクリケットが室内型に改良されたものという説があります。ビリヤードの起源ははっきりしていませんが、フランス、スペイン、イギリスあたりではないかと伝えられています。現世に残された美術品の中に、フランスのチャールズ9世がビリヤードのような遊びをしている絵画が発見されていますが、はっきりしたことは分かっていません。
日本には、1850年代(江戸時代)に長崎の出島から入ってきました。そもそもは、貴族や将官の特権階級の遊びでしたが、大正時代に街にビリヤード場ができるようになって一般に広まりました。
ちょっと小話
皆さん、ビリヤードのキューって一体全体、いくらくらいするものだと思いますか?もちろんピンからキリまでですが、数百円のものから上を見れば数千万円するようなキューもあります。もっとも数千万円のキューは、製作者が亡くなりプレミアがついているようなケースですが。
一般の方が使用するなら数千円クラスのものが多いでしょうかね。数千万円クラスのキューは、限られたコレクターに向けたものですが、数百万円のキューなら製作を依頼する人もぼちぼちいるようです。貧乏人の遠吠えではありませんが、数百万円のキューでプレーしたからといって、ミラクルショットが決まる訳ではありませんよ。